傘の購入や買い替えを検討している人は、通常の8本骨傘よりも骨の数が多い16本骨傘を選択するのがおすすめです。16本骨傘は使い勝手がよく日常使いにも向いており、機能面にも見た目にもさまざまなメリットがあります。今回は16本骨傘について、特徴や魅力、8本骨傘との違いなどを詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
丈夫で広くカバー!16本骨傘のメリット
16本骨傘は、一般的な8本骨傘と比較すると骨の数が多く、見た目はもちろん機能面についてもさまざまな違いがあります。ここでは、16本骨傘を利用することのメリットについて詳しく解説します。耐久性が高い
16本骨傘は骨の数が多いことから、耐久性に優れているのが特徴です。住宅などの建物において鉄骨が多ければ耐久性が高まるのと同様に、傘についても骨が多いと1本あたりの骨にかかる力が小さくなるため、強い雨や風にも負けない壊れにくい傘となります。大粒の雨や台風の日に使用しても、通常の8本骨傘のようにひっくり返ってしまうことは少ないでしょう。
雨・紫外線からのカバー力が高い
16本骨傘は骨の本数が多いため布部分の面積も大きく、傘を使用したときにカバーできる範囲が広くなります。近年ではゲリラ雷雨のような豪雨が増えており、傘をさしていても肩が雨に濡れてしまうケースも少なくありません。さらに、夏場は厳しい暑さで熱中症対策として日傘を使用する人も増えており、大きめの傘でしっかりと紫外線をカバーしたいと考える人も多いでしょう。16本骨傘を使用すれば、雨や紫外線をしっかりとカバーすることが可能です。
日常での使いやすさ
16本骨傘の中でも晴雨兼用の傘を選択すれば、夏場に多い夕立にも対応できます。普段は日傘としての使用をメインとしつつ、突然降り出す雨にもそのまま同じ傘を使用可能です。とくに夏の夕立は激しい雨が多く、8本骨傘では耐久性に不安を感じることもあるでしょう。晴雨兼用の16本骨傘をひとつ購入しておけば、日常使いにぴったりです。
8本骨と徹底比較!16本骨傘の機能と使いやすさの違い
一般的に流通している傘に8本骨傘が多いのは、16本骨傘は骨部分が重く、持ち運びに不便であったことなどが理由でした。しかし、最近では軽量で丈夫な素材が数多く開発されたことにより、16本骨傘であっても重みを気にせず使える商品がほとんどです。ここでは、8本骨傘と16本骨傘について、機能面や使いやすさの違いなどを詳しく解説します。
同じ親骨の長さに対する直径
先述の通り、16本骨傘は骨の数が多い分、布部分の面積が大きいのが特徴です。そのため、8本骨傘と16本骨傘で同じ親骨の長さの傘を比較すると、布部分の直径は8本骨傘よりも16本骨傘が大きくなります。例として、親骨のサイズが60cmの8本骨傘と16本骨傘では、それぞれ直径が約96cm・約103cmとなります。16本骨傘は8本骨傘よりも7cmほど直径が大きいため、雨や紫外線をしっかりとカバーできるでしょう。
ひだの大きさ
16本骨傘は8本骨傘よりも骨の本数が多いため、その分骨と骨の間のスペースは狭くなり、布の面積も小さくなります。傘を閉じた際には8本骨傘よりもひだが小さく、布が広がらないことでコンパクトにまとまるのがうれしいポイントです。傘を巻く際にきれいにまとめやすいほか、ひだの遊びで手や服が濡れる心配も少なくなるでしょう。
見た目も華やか!16本骨傘でファッション性と機能性を両立
16本骨傘は機能性のみでなく、ファッション性も兼ね備えているのが魅力です。ここでは、16本骨傘の見た目・ファッション性における強みについて詳しく解説します。円形に近いシルエットが魅力
16本骨傘は8本骨傘よりも骨と骨の距離が近いため、布部分がより円形のシルエットに近いフォルムとなります。8本骨傘のシャープさとは異なる印象を演出できるため、傘をさして歩く後ろ姿まで上品かつ華やかに仕上がるのが魅力です。デザインを選べばファッションの一部としても楽しめる
16本骨傘はシルエットが和傘に近く、モダンな印象の柄を選べば個性派ファッションのアクセントとしても活用できます。もちろん、落ち着いたシックな柄や無地などの普段遣いしやすいデザインのものも数多く販売されているため、女性はもちろん男性でも気軽に取り入れることが可能です。利用シーンや普段の服装に合わせて、自分に合った16本骨傘を選択してください。